ウェブサイトにメッセージを掲載
結成20年を超えてもなお、精力的にライヴを行う生粋のライヴ・バンド、バンバンバザールからギター/ウクレレの富永寛之が、2012年4月10日を最後にバンドを脱退することになった。2012年2月16日付でウェブサイトに、バンドメンバー一同と富永本人のメッセージおよびコメントが掲載されている。
(画像はBAN BAN BAZAR WEBSITEより)
バンバンバザールは、1990年にギター/ヴォーカルの福島康之が中心となって結成されたバンド。2000年3月に富永が加入、そして2001年10月にベースの黒川修が加わり、現在の3人体制となった。ライヴでは、純粋に3人のみで演奏する場合と、サポート・メンバーを入れてデラックス・スタイルで演奏する場合があり、何度ライヴに行っても違う角度から音を楽しむことができる。特に富永は、確かな技術はもちろん、間を楽しんだり「タメ」を作って雰囲気を演出できる稀有なプレイヤーであり、バンバンバザールの大きな個性の一つであった。バンバンバザールには各地に根強いファンが存在しており、この脱退の知らせによりファンは無念の表情を浮かべているだろう。
卒業ツアーで盛大に見送り
バンドは富永を華やかに送り出すべく、Con-graduetion Tour 2012を2012年3月3日からスタートする。横浜、京都、大阪、名古屋、広島、福岡、岡山、神戸、渋谷を回る予定だ。特に渋谷はツアー最終日であり、富永が脱退する4月10日。感動的な空間になることは必至だ。
(松本 良太)
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