絢香、復帰後初の歌声披露

2年ぶりに活動を再開した、シンガーソングライターの絢香。2011年12月23日、テレビ朝日の「ミュージックステーションスペシャル・スーパーライブ2011」に出演し、久しぶりの歌声を披露した。2年のブランクをものともせず、華やかなステージでの堂々としたパフォーマンス。彼女の姿を心待ちにしたファンはきっと多いはず。ファンを安堵させ、期待させるには十分過ぎる歌声だった。


（画像はAmazonより）

絢香の特徴は、やはり伸びのある高音部のヴォーカル。2年ぶりのステージで緊張もあったのか、全盛期のどこまでも突き抜ける歌声とまではいかなかったが、抑えながらも彼女らしい表現力は相変わらずで、彼女がこれまで築きあげてきたものは失われてはいなかった。彼女自身がもともと持っていた高い素質と2年前までに磨いてきた実力の現状。これらを誰よりも彼女自身が過不足なく把握できたのではないだろうか。


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年末の紅白歌合戦をはじめ、2012年2月には復帰後初のアルバム・リリース、2012年春には、ツアーが決定している。紅白という大舞台、レコーディングとライヴに向けての準備、そして何よりツアーでのライヴ経験によって、ヴォーカルの課題は絶対に修正してくるはずだ。絢香の第2章は、今始まった。

（松本　良太）




絢香オフィシャルサイト「Room Ayaka」