絶望的状況が続くハイチ。政府を通じた各国からの救援も続いているが、民間支援も少なくない。それらの中にはハリウッドスターらセレブによる支援も多く伝えられるが、音楽を通じて救済支援を呼びかけるミュージシャンや音楽関係者も多い。
音楽を通じて支援を
先頃、63歳の老人によるラップ調の曲が全米中で話題となったオーディション番組、『アメリカン・アイドル』にて審査員を務めるプロデューサー、サイモン・コーウェルの呼びかけにより、ハイチ救済チャリティーシングルの企画が進められている。これはブラウン英首相がコーウェル氏に持ちかけたもののようだ。
マイリー・サイラス、マライア・キャリー、ジョン・ボンジョヴィ、ロッド・スチュワート、レオナ・ルイスらによりR.E.M.の『Everybody Hurts』がカバーされる予定で、先週末からロンドンにてレコーディングが開始された。
また1985年に発表され、全世界での総売上8億枚という記録を誇るチャリティソングの代名詞『We Are The World』もまた、新たにリメイクされる事が決まっている。
発表25周年を記念してレコーディングが予定されていたのだが、ハイチでの地震被害を受け、作曲者であるライオネル・リッチーと当時プロデューサーを務めたクインシー・ジョーンズにより、急きょハイチ救済プロジェクトへと変更された。この決断には同じく作曲者であるマイケル・ジャクソンも、天国から微笑んでいるに違いない。
※画像はMTVニュース及び関連サイトより転載
MTVニュースBARKS<関連サイト>
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/mariah/bio.html