【オトれぽ♪CDレビューNo.26】Quantic ＆ Alice Russell with The Combo Barbaro

（画像提供：BEATINK/BEAT RECORDSより）

クァンティックこと、ウィル・ホランドはイギリス出身のDJ/プロデューサーであり、ここ数年は、活動拠点をコロンビアに移しブレイクビーツ、ソウル、ラテン、ファンク、レゲエ、ダブなどの要素を取入れ、複数の名義でバラエティー豊かな作品をリリースしている。

今作の『Look Around The Corner』には、過去にも共演している実力派シンガー、アリス・ラッセルと、世界中で絶賛された『Tradition In Transition』を生んだコンボ・バルバロと共にレコーディング。良質のソウルやブルース、ラテン、ゴルペル、フォークなどのニュアンスを融合させたサウンドを耳にすれば、その心地よさに自然と心が癒される。なんだか、電車に乗って穏やかな風を浴びながら、変わりゆく景色を楽しみたい気持ちになった。

なお、今回、アリス・ラッセルの作品に頻繁にフィーチャーされているマイク・シモンズがストリングスを担当し、コンボ・バルバロには、ピアニストのアルフレディト・リナレス、ベースにフェルナンド・シルヴァ、コンガ奏者にフディ・コロラド、ドラムにはウィルソン・ヴィヴェロスが招かれ、ジャズ・ドラマーには、カリのラリー・ジョセフもドラマーとして参加している。

（成田 早那）



（画像提供：BEATINK/BEAT RECORDSより）

Quantic ＆ Alice Russell with The Combo Barbaro
『Look Around The Corner』
2012/03/03　ON　SALE
TRU THOUGTHS / BEAT RECORDS

1. Look Around The Corner
2. Here Again
3. Travelling Song
4. Magdalena
5. I’ll Keep My Light In My Window
6. Una Tarde en Mariquita
7. Interlude
8. Su Suzy
9. Boogaloo 33
10. Road To Islay
11. Similau
12. I’d Cry
13. Magdalena (Reprise)
14. Look Around The Corner (Reprise)
15. Boogaloo 33 Intrumental (Bonus Tracks for Japan)
16. I'd Cry Instrumental (Bonus Tracks for Japan)




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