今回のX-JAPANの受賞について、一部ネットではネガティヴな反応をしている人もいるが、BEST INTERNATIONAL BANDへのノミネートは2009年から行われていたワールドツアーの成功やYOSHIKIの米国での活躍、世界的ムーヴメントとなったヴィジュアル系の元祖としての存在感、ネット配信された「JADE」の世界的な反響等を【GOLDEN GODS AWARD】側が評価し、決定した事であるのを特筆しておきたい。(ノミネート自体には票は関係していません)X-JAPANのワールドツアーについても、「お客は日本人ばかりだった」というデマを信じている輩も少なからず存在するのだが、ヨーロッパ・南米・アジア圏での現地ファンの大歓迎を知らない人が多過ぎる。ヨーロッパでは名曲「ART OF LIFE」の英詩部分をファンが大合唱するなど、ライヴでのファンのパワーは凄まじいものがあった。タイミング良くX-JAPANワールドツアーのダイジェスト動画がオフィシャルでアップされたので、自分の目で確かめていただきたい。 論より証拠である。
投票方法とそれに伴う結果については、世界中のファンが頑張った結晶でもある。言い換えれば、X-JAPANが強力なファンの支持を勝ち得ているという証拠でもあり、批判の対象にはならない。むしろ、この受賞を経ての今後の活動。特に今年1年間にどれだけBEST INTERNATIONAL BAND受賞といった名誉に見合った活動が出来るか?ある意味では、世界中に、X-JAPANが試される1年でもあると感じる。ワールドツアー第2弾は勿論、ファンが心の底から待ち望んでる新生X-JAPANのニューアルバムにも期待せざるを得ない。タイミング的には間違い無く今年中に、世界に向けリリースするべきである。「JADE」や「Born To Be Free」の完成形、新メンバーであるSUGIZOが制作したというX-JAPANの新曲にも期待したい。