
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、オーストリアのVienna Symphonic Library社が開発した音楽制作用ソフトウェア『VIENNA CHOIR(ビエナ・クワイア)』の国内販売を開始した。
「本物の音」をありのままに再現する
『VIENNA CHOIR』は、クラシック音楽の本場ウィーンにあるVienna Symphonic Library社が、オーストリア随一の聖歌隊から選抜されたソプラノ/アルト/テナー/バスの歌声を、グループごとに一音一音、何百時間もかけてレコーディングした、壮大なコーラス音源である。バーチャル・オーケストラ界に変革をもたらすとまで言われている。
『VIENNA CHOIR』には、同社開発のVIENNA INSTRUMENTS(ビエナ・インストゥルメント)ソフトウェアが搭載されており、収録されているコーラス音声データをキーボード上で再生することができる。それにより、オーケストラ音楽はもちろん、さまざまなジャンルの音楽に対して、リアルで人間味溢れるコーラスを加えることができる。
『Vienna Choir』の登場で、Vienna Instrumentsシリーズは、現在全25製品となった。
Vienna Instrumentsシリーズは、コンピュータで音楽制作を行うユーザー達の間で人気のシリーズである。そのユーザー達から最も物理的要求が高かったのが、コーラス音源だった。人間の声は最も歴史が長く、そして最も表現力が高い「楽器」だと言われているが、『VIENNA CHOIR』はどこまで再現できているのか、ぜひ試してみて欲しい。
VIENNA INSTRUMENTSソフトウェアVIENNA CHOIR(ビエナ・クワイア)