8日、ヤマハが歌声合成ソフト最新作「VOCALOID3」を発表した。楽曲制作ソフト「VOCALOID3 Editor」は9月末に、これに対応する「歌声ライブラリ」は9月末以降に発売する見通しだ。
同製品は「初音ミク」や「がくっぽいど」などが採用している「VOCALOID2」から5年ぶりのバージョンアップとなる。圧倒的な人気を博しているこの合成ソフトは、更に合成音アルゴリズムを改良するなどして、自然な歌声に近づける工夫が施されているという。
また、従来の日本語と英語に加え、新たに中国語、韓国語、スペイン語にも対応。各国語のライブラリを用意すれば歌声合成が可能になると同社は説明している。対応OSはWindows XP/Vista/7だ。また、iOSへの対応も検討中とのこと。