オトさが
2025年05月10日(土)
 オトさが

アジカン後藤とAKBの生みの親、秋元康がテレビ番組で対談

邦楽
洋楽
環境・文化
オーディオ
その他
新着ニュース30件






























アジカン後藤とAKBの生みの親、秋元康がテレビ番組で対談

このエントリーをはてなブックマークに追加
異色の対談が実現

2012年1月20日放送の『僕らの音楽』で、珍しい対談が実現した。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのギター&ヴォーカル後藤正文と、AKB48プロデューサーの秋元康という異色の組み合わせ。テレビや雑誌等では対談企画も数多くある中で、この対談は『僕らの音楽』らしいキャステイングだ。音楽をエンターテイメントとして捉える者と、音楽を生活の一部、もしくはアイデンティティとして捉える者が、お互いの考えを伝え合う姿は、実に清々しいものだった。

asian

(画像はASIAN KUNG-FU GENERATIONより)

後藤はテレビに出ない理由をいくつか挙げる。サウンド面で納得がいかないこと、音楽番組がバラエティ化していることなどを、慎重に言葉を選びながら語る。一方、秋元はどんなひどいスピーカーでも多くの人に良いと思ってもらえる、それがメジャーだと熱弁する。曲を作るときに、一番小さいラジカセで聴いて判断して、GOサインが出せるようなタフなエンターテイメントが自分のやりたいことだと語る。ほかにも、AKBがCDに総選挙の投票券を付けた理由を秋元が語ったり、「売り上げを意識するか」というテーマについて、お互いの考えを語り合う。売り上げを少しは意識するという後藤に対し、秋元はヒット曲を作ることこそが使命だと語る。ヒット曲があるからバラエティやドラマに呼んでもらえるのであり、ヒット曲の存在がなければメンバーは次の目標に向かえない。ヒット曲はプロデューサーとしての責任だと明言した。最後はファンの話になり、秋元が「10人の厳しいファンが、90人の優しいファンを連れてきてくれる」と語ると、後藤もそのことについて理解を示していた。

非難も大事に

この対談には、一部のロック・ファンから非難の声が上がっていたという。そのことについて懸念する後藤。しかし秋元は、そういうファンこそ大事にするべきと主張した。アーティスト側とプロデューサー側の意識の違いも、この対談の見所の一つであったに違いない。お互いの主戦場は異なるが、両者とも自分にはない視点からの意見により、良い刺激を受けていたようだ。この刺激が作品に反映されることを期待したい。

(松本 良太)

外部リンク

ASIAN KUNG-FU GENERATION

フジテレビ 僕らの音楽
Amazon.co.jp : asian に関連する商品
  • 細野晴臣 ─ デビュー55周年記念プロジェクト「HOSONO MANDALA」始動(5月9日)
  • CROWN HEAD、初のショーケースライブ「SECRET SHOWCASE Climbing」開催決定(5月9日)
  • 東京ドームシティ Gallery AaMoにて、中森明菜デビュー43周年を記念した写真展『43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION』開催決定!(5月6日)
  • ゆるミュージックほぼオールスターズ 「TEAM EXPOパビリオン」ステージに出演、新「ゆる楽器」のハンドルドラムをお披露目!(5月5日)
  • あの名作ゲームの音楽が、2台のピアノで生まれ変わる!【調布国際音楽祭2025】(5月5日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    特集
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ