森重樹一、hideの「ピンクスパイダー」をカヴァー

Rn'RバンドZIGGYのリーダー/ヴォーカリストである森重樹一。2011年、The DUST'N' BONEZを脱退し、ソロ活動に専念。2011年11月9日には、NEWアルバム『SOUL TO SOUL』をリリースした。ZIGGY色と自身の影響を受けたサウンドが垣間見える、ファンからの反応も良い良質なロック作品となっている。
（画像はAmazonより）
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3月16日からは、MADBEAVERSやALvinoを従えたRockGuild presents「MMA -Mixed Martial Arts-」を開始。ライヴではオーディエンスを見ながらリラックスした笑顔でメロディアスな楽曲を歌う森重氏の姿がファンを喜ばせている。

名古屋BOTTOM LINE公演では元hide with spread beaver　現MADBEAVERSのKIYOSHIと共演。hideの『ピンクスパイダー』をカヴァーするというファンにとっては驚きを隠せないサプライズが起きている。森重氏は「この曲は、出た時から良い曲だなと思ってて。一緒にやることは出来なかったけど…」とMCでその想いを語った。またKIYOSHIがライヴ後、ツイッターにて「俺がMADBEAVERSでやりたいのは「彼」がいなくなった後の世界を…曲と詞にしたいんだよ。樹一と一緒にやったピンクスパイダーは一つの在り方で答え…かも。ね！♪」と呟いているのも重ねて興味深い。

hideが在籍していたX-JAPANと言えば、メジャーデビュー以前の飲み会で、酔っ払ったYOSHIKIが森重氏と殴り合いの喧嘩したという最悪のエピソードがある。仲裁に入ったのはhideだったという話だが…そんな二組のバンド。今まで双方、お互いの事を語る事は殆ど無かったのだが、それ故に今回のカヴァーは本当に奇跡のサプライズだったと言っても良いだろう。『ピンクスパイダー』はhideの没後、本家X-JAPANをはじめL'Arc～en～Cielのyukihiroのバンドacid androidやSIAM SHADE等、数多くのバンドにカヴァーされている名曲である。森重氏が過去に拘らない大きな漢だったというのは勿論だが、その美しいメロディが森重氏の心の蟠りを溶かしてのも間違い無いであろう。

森重氏の歌う「ピンクスパイダー」を聴ける可能性はまだ残っている。「MMA -Mixed Martial Arts-」は大阪・東京でも今週開催。若干数の当日券が発売されるので、興味を持った方は足を運んでみては如何だろうか？ただ、絶対に「ピンクスパイダー」のカヴァーが聴けるとは言い切れ無いので、その点だけは注意をして欲しい。

また、4月には森重樹一ワンマンツアー「ELECTRIC MOON TOUR」も開催されるので要チェックだ！本物のロックンロールサウンドを是非とも一人でも多くの人に体感して頂きたい。





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