盟友・ジェイムスブレイクが「僕は、彼らのことを追いかけながら自分の流儀を編み出していった」と語るなど、ポスト・ダブステップ以降の最重要エレクトロニック・アクトのひとつとして大きな注目を集めるマウント・キンビー。ポスト・ダブステップの金字塔的アルバム『Crooks&Lovers』に続く、待望の2ndアルバム『Cold Spring Fault Less Youth』が世界中で絶賛されるなか、本日、待望の来日公演を開催!
DISKレビュー:Mount Kimbie『Cold Spring Fault Less Youth』
ポスト・ダブステップの金字塔的アルバム『Crooks&Lovers』に続く、待望の2ndアルバム『Cold Spring Fault Less Youth』が世界中で絶賛中のマウント・キンビーは、ドミニク・メイカーとカイ・カンポスによる2人組。ポスト・ダブステップ以降の最重要エレクトロニック・アクトの1つとして大きな注目を集める。収録曲の「Made to Stray」は、リリース前、Youtubeに音源が無許可で公開され、海外主要メディアもこのニュースに飛びついた。どんどん進化していくこのジャンルは、一体どこへ向かっていくのか?
ジェイムス・ブレイクも前作より、最新作の『Overgrown』で、さらにヴォーカルに焦点を当てていたが、マウント・キンビーの最新作『Cold Spring Fault Less Youth』も、ヴォーカル入りの楽曲が豊富だ。冒頭の「Home Recording」では、静かで恍惚したサウンドと歌声に魅了され、4曲目の「Blood and Form」や、5曲目の「Made To Stray」には、ポスト・ダブステップ以降の新しい次元をキャッチすることができる。ありそうで、どこにもなかったサウンドがここにある。