毎年日本でもニュース等で報道される『リオのカーニバル』であるが、その開催が間近に迫っている。今年の開催は現地時間で2010年2月13日(土)~16日(火)の4日間(リオ・デ・ジャネイロの開催日程)となっており、ブラジル国内ではカーニバルに向けて熱気が高まっている。
※画像は昨年のサンバパレードの模様
サンバカーニバルというと一般的に夏のイメージが強いところだが、元々はキリスト教の行事のひとつである謝肉祭(=カーニバル)であるため、それに併せてこの時期に行われるのが一般的だ。
また『リオのカーニバル』という名称が一人歩きしている感があるが、実際にはカーニバル期間中にはブラジル国内の至るところでカーニバルを祝う行事が行われ、サンバパレードだけではなく、他にも多くの伝統的なパレード・催しが開催される。
(地方ごとに開催日程や期間に差がある)
とは言えサンバがブラジルで最も愛される文化のひとつであることに変わりはなく、それを生んだ都市、リオ・デ・ジャネイロのパレードは夜を徹して中継されるほど、全国的な注目を集めているのも事実だ。
大手TV局は連日のようにパレード情報をオンエアし、また数あるリオのサンバチームのうち、上位リーグに勝ち残ったサンバチームのパレードテーマ曲を集めたオムニバスCDも毎年発売される。ちなみに、そのオムニバスCDは日本で入手することも可能だ。
『世界最大の祭典』とも言われる、ブラジルはリオのサンバカーニバル。数千人規模の人々が織り成す、壮大な音と視覚の一大スペクタクルがもうすぐ開幕されようとしている。
※画像は外部リンクより転載
G.R.E.S. UNIDOS DO PORTO DA PEDRA (海外サイト)