東芝エルイートレーディング株式会社は、内蔵メモリとmicroSDカード、2つのメモリが活用可能なICレコーダーの新製品『TY-VRS701』を、2010年2月15日から発売する。
『TY-VRS701』には、本体内に2GBのメモリが搭載されており、さらにmicroSDカードも使用可能だ。それぞれのメモリを任意に選択して録音でき、相互にファイルコピーも行える。主に内蔵メモリに録音し、保管用としてmicroSDにコピーする、といった使い方が可能だ。
本体にはステレオマイクが内蔵されており、高音質のステレオ録音が可能である。2GBの内蔵メモリに録音する場合、ステレオHQで約32時間、モノラルLPで約267時間の記録が可能となっている。また、MP3の記録/再生にも対応するため、ミュージック・プレーヤーとして使うこともできる。なお、価格はオープンとなっている。
ファイルの保管場所として、内蔵メモリとmicroSDカードの2つが使えるため、片方を録音用に、もう片方を音楽用に、といった使い分けができる。趣味のためのデバイスと、仕事のためのデバイスをひとつの機器でこなせるわけだ。会議や講義など録音の機会が多く、かつ普段音楽を楽しんでいる方にはお勧めの製品である。
http://tlet.co.jp/(編集部 清水昭)