
ゴルフクラブのように見えるが、
『オタマトーン』は明和電機が作った
“楽器”である。
『オタマトーン』の音階は、「シッポスイッチ」をつまんだ位置の高低で変化し、口をパクパクと開け閉めすることで音が変わる。
「練習シート」がついているので、少し練習すれば、カンタンな曲ならすぐ弾けるようになるだろう。
「明和電機」という兄弟ユニット
明和電機(めいわでんき)とは、兄の土佐正道と弟の土佐信道が結成した「エセ中小企業ユニット」である。
地味なルックスで、明和電機の制服を着た中小企業社員風の兄弟が、各種パフォーマンスを行っている。
『オタマトーン』以外には、『ギターラ』、『ゴムベース』、『武田丸』、『トントンくん』などの「ツクバシリーズ」、リズムマシン『コイビート』や、指パッチンで木魚を鳴らす楽器『パチモク』などのユニークな楽器を生み出している。
なお、ソニー・ミュージックエンタテインメントの
「第2回アート・アーティスト・オーディション」にて、
“大賞”を受賞している。
明和電機の楽器を集めて、家族で演奏会を開くというのはどうだろう?
明和電機の楽器はとにかく音がユニークなので、いつも聞きなれた曲が新鮮に聞こえるに違いない。
明和電機『オタマトーン』