
スリーピースロックバンドのレミオロメンが2010年3月21日、東京都内で中高生と保護者を招待した限定スペシャルライブを行った。
<写真:レミオロメン「花鳥風月」ジャケット>
このライブは、全国FM連合とKDDIが主催するライブの第3弾。ライブの模様はFMラジオ53局で同時生放送された。
ボーカルの藤巻亮太はニューアルバム「花鳥風月」について、「日常にある小さな幸せがテーマ。音楽を通じてそこに目が行ったらいいな」と語った。そしてこのライブでアルバム収録曲から「君は太陽」、「ありがとう」、などの5曲を初披露。生ストリングスを入れた編成で計11曲を熱唱し、観客を魅了した。
レミオロメンは「粉雪」の大ヒットで一気にブレイク。同バンドの名曲といわれる「3月9日」が卒業式で歌われる曲に選ばれるなど、若者から大人まで、広い層に支持される人気ロックバンドとなった。2010年3月3日に5枚目のアルバムとなる「花鳥風月」をリリース。好調なセールスを見せている。
今回のライブが人生で初めてのライブ鑑賞だという中高生も多いことから、ドラムの神宮司治は「ぜひ思い出に刻んで欲しい」とメッセージを送った。
FMの大多数の局がライブを生中継したのは、桑田佳祐のライブが記憶に新しい。今回のライブは保護者同伴ということで清く正しいライブになったようだ。晴れてライブデビューを果たした中高生が、生の迫力ある演奏を聴き、胸で感じてまたライブに足を運ぶようになる。そういう循環ができるといいと思う。
レミオロメン