株式会社フェイス、コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社、株式会社ウェブマネー、株式会社フェイス・ワンダワークスのフェイス・グループ4社は、2010年8月18日から、新たに開始する音楽レーベル『Future』を軸に、新しい形で楽曲をユーザーに届けるしくみを提供することを発表した。
同グループは、今回の『Future』レーベルにより、ユーザーへ音楽との接点を多面的に提供する「360°戦略」の推進をめざしており、新レーベルの新たな試みとして、「コネクティングカード」の販売が行われる。
「コネクティングカード」とは、固定ファンを持つアーティストやアイドル等のカードをライブ会場等で販売、裏面に記載されたQRコードを読み込むか、16桁のランダムな英数字を入力することで専用サイトにアクセスでき、楽曲・情報のダウンロードや決済が簡単にできるカードのこと。
なお、新レーベルの第一弾作品として、阿久悠氏作詞のプロ野球阪神タイガース応援歌『野球狂~拝啓タイガース様』を、2010年8月18日から各コンテンツプロバイダにて配信開始し、9月22日にはCDでの販売が予定されている。
さらに、9月上旬には同作品との連動施策として、『野球狂~拝啓タイガース様』等がダウンロードできる阪神タイガース優勝祈念限定カード(コネクティングカード)が、1枚800円で販売される。
この秋にタイガースが優勝できるかどうかは別として、今流行りのクーポン券から派生したサービスのようにも見える。「固定ファン」をターゲットとしているところがポイントで、アーティスト側にも、聞いたことのあるフレーズを組み合わせた作成スタイルやイメージ先行でない「聴かせる」努力が求められよう。
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