6日、米音楽大手企業のワーナー・ミュージック・グループが買収の受け入れを発表した。買収元は米複合企業のアクセス・インダストリーズ。背景にはインターネットの普及による音楽事業全体の停滞がある模様。
A・インダストリーズ社は資源やメディア・通信、不動産などの広域に渡る事業を展開中。買収規模は33億ドル(約2660億円)。買収後、ワーナー社は非上場となるが、社名ワーナーは継続されるとしている。
「世界の音楽業界では、インターネット配信が増えてソフトの販売が停滞している。(音楽関連の)企業の合併・買収(M&A)が広がる可能性がある。」と関係者は見ている。