今年も無事に開催決定
2009年に産声を上げた福岡の無料ジャズ・イヴェントがある。その名は、中州JAZZ。その名の通り、中州周辺の至る所でステージが設けられ、街中がジャズの心地よい音で埋め尽くされる。中州JAZZは、今年で4回目を迎える。
(画像は中洲JAZZ2012 公式サイトより)
中州JAZZ2012の開催は、早い段階で公式サイト上にて発表されていた。7月5日現在で詳細が分かっているのは、一部の出演者と開催予定の日程が2012年9月7日と9月8日の2日間ということ。公式サイトに掲載されている出演者は、大御所トランペッターの日野皓正、日野皓正の息子でジャズをはじめあらゆるジャンルのミュージシャンと豊富な共演経験を持つ日野JINO賢二、アメリカなど世界中から高い評価を受けているdj honda、韓国人に「有名なジャズ・ミュージシャンは?」と尋ねるとほぼ100%の確率で名前が挙がるWoong San、流れるようなギターが印象的な小沼ようすけ、実力派のジャズ・ヴォーカリストである平賀マリカ、そして中州JAZZ常連組からは、TOKU、Fried Pride、SHANTI、青木カレンらが紹介されている。
(画像は中洲JAZZ2012 公式サイトより)
福岡を代表するジャズ・フェス
これだけの豪華な出演者が揃って、無料で観覧できるという桁外れのイヴェントが福岡に存在することを、どれくらいの福岡県人および周辺住民が知っているだろうか。ジャズ・ファンならもちろん知っていると思うが、ジャズは難解だ、ジャズはとっつきにくいという先入観を持っている人にぜひ来て欲しいイヴェントだ。ジャズの生きた音を体に浴びた瞬間、中州JAZZの虜になることは必然だ。中州JAZZは、例年通りなら8月後半に開催される。
(松本 良太)
中洲JAZZ2012 公式サイト