タワーレコード株式会社(以下、タワーレコード)が、売り場面積50坪から100坪の新しい小型店形態の店舗として、2010年9月17日、タワーレコードアリオ橋本店をオープンすることを発表した。
なお、9月15日には、プレオープンが予定されている。
同店は、同日に、神奈川県相模原市にオープンする大型ショッピングセンター『Ario(アリオ)橋本』の1階に位置し、売り場面積は76坪、在庫枚数は30,000枚と、その品揃えは、小型店ながら、音楽ソフトではオールジャンル、その他に映画、キッズ、お笑い、落語などの映像ソフトを含む総合的なものになるという。
同社では、これまでショッピングセンターやターミナル型の店舗群で、150坪から200坪、在庫5万枚を標準的な店舗形態と位置付けてきたが、今回、先に新業態店舗として出店した20坪から50坪の駅チカ、駅ナカ店舗を基本とする『TOWERmini(タワーミニ)』との中間に位置する、50坪から100坪の店舗を新たに展開することにより、今後の出店の幅を広げ、様々な市場に適した店舗展開を目指すねらいがあるとみられている。
販売するものによって、定番の地理的環境は存在するように思いがちだが、近年はその概念は通用しないようで、いい意味でもよくない意味でも街並みにそぐわない出店も見かけられる。販売チャネルの多様化は、出店戦略の練り直しを迫っているようだ。
タワーレコード株式会社リリース