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2024年05月04日(土)
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【オトれぽ】ライブレポートNo.7サマソニ編⑤

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【オトれぽ】ライブレポートNo.7サマソニ編⑤

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至福と浮遊感を体感できたTWO DOOR CINEMA CLUB


TWO


(画像提供:(C)SUMMER SONIC 2011 All Rights Reserved.)

さてお次はMOUNTAIN STAGEに出演するTWO DOOR CINEMA CLUB。2007年に北アイルランドで結成された3人組エレクトロポップ・ロックバンド。昨年3月にデビューアルバム『Tourist History』をリリース。KITSUNE JAPON第一弾アーティストという事で、デビュー前から日本でも注目されていた。昨年のサマソニに続き、2年連続の出演となる。実は彼等のライブを観るのは今回が初めて。昨年も数回来日していたのだが、取材日時の調整がつかず、今年はサマソニで絶対観ようと決めていた。

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(画像提供:(C)SUMMER SONIC 2011 All Rights Reserved.)

開演時間が近づくにつれ、次第にMOUNTAIN STAGEへ聴衆が集まってきた。音源を聴く限りではポップ色が強めで、ライブもそういう路線?くらいにしか考えていなかったのだが、この予想は見事に覆されてしまうのであった。会場内から次第にメンバーの登場を急かすような歓声が上がり始める。そしてステージ上にTWO DOOR CINEMA CLUBが登場すると同時に歓声と拍手が起こり、1曲目「Cigarettes In The Theatre」の流れるようなギターサウンドが、瞬く間に会場中をハイテンションに舞い上がらせる。ポップだけでなくエモの要素も感じられ、何よりボーカルアレックスの歌声は、奇跡というしか表現の仕様がないほど華麗だった。続く2曲目「Undercover Martyn」の演奏が始まると、手拍子をしながら踊る人達の姿でいっぱいなる。この独特の心地よさは、このバンドにしか出せないとライブ前半に実感してしまった。

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(画像提供:(C)SUMMER SONIC 2011 All Rights Reserved.)

それから3曲目「Do You Want It All?」での懐かしいメロディーと軽快なリズムに心をときめかせ「This Is The Life」「Something Good Can Work」を披露。充実感に満ちた雰囲気が会場中に広まっていく。6曲目「Costume Party」では、ポップで切ないサウンドにテンポよく流れていくリズムと、アレックスの爽やかな歌声に癒されていった。ライブ後半「You're Not Stubborn」などの楽曲が演奏され9曲目に突入。哀愁を漂わせたメロディーが特徴的な「What You Know」「Come Back Home」と続いて、ラストの「I Can Talk」では疾走感が炸裂!ベースラインは渋めだが、それが何ともいえずカッコイイ。終始リズムに合わせて踊っていた。あっという間に「I Can Talk」の演奏が終了。メンバーがステージから去っていく。こんなに楽しい時を過ごせるなんて想像以上だった。至福と同時に軽い浮遊感も味わえる。最終的にこのバンドにどっぷりとハマっていたのであった。

続く【オトれぽ】ライブレポートNo.8サマソニ編⑥では、MARINE STAGEに登場するRED HOT CHILI PEPPERSのライブレポートをお届け!お楽しみに!

(成田 早那)

外部リンク


「TWO DOOR CINEMA CLUBレーベル公式HP」

「SUMMER SONIC 2011公式HP」
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