(画像はAmazonより) 1. Caravan 2. BU2B 3. Clockwork Angels 4. The Anarchist 5. Carnies 6. Halo Effect 7. Seven Cities Of Gold 8. The Wreckers 9. Headlong Flight 10. BU2B2 11. Wish Them Well 12. The Garden
前作『Snakes n' Arrows』より5年振りに発表された通算20作目となる新譜『ClockworkAngels』は、壮大なSF的世界がテーマのコンセプト・アルバムとなっている。勿論、本作でも、ニール・パート(dr)ゲディ・リー(b)とアレックス・ライフソン(g)の演奏は素晴らしく、流石としか言い様が無い。上品かつ至高のプログレッシヴサウンドでありつつ、テクニック面では他の類を見ないハードな凶暴性を今回も見せている。彼等の音楽は並のハードコア・オルタナティヴバンドより何倍も強力である。若いリスナーからすると、プログレは年配者が聴く音楽というイメージがあり取っ付き難い感もあるであろうが、RUSHを新たなジャンルを開拓する扉として聴いてみては如何であろうか?きっと損はしない筈だ。