ギターとドラムだけで、強い印象を残していく
昨年の夏に結成され、2011年の各地の夏フェスでフロアの度肝を抜いたユニットが存在する。それは、斎藤和義と中村達也によるMANNISH BOYSだ。斎藤のアコースティック・ギターと中村のドラムという必要最小限の楽器で、最高にクールでワイルドな演奏を披露する。
斎藤は、ソロでもワイルドな一面を見せることがあるが、それはほんの一部に抑えられている。しかしMANNISH BOYSでは、中村の攻撃的なドラムによってワイルドに特化している傾向が非常に強い。中村に呼応するように演奏する、斎藤の高速ストロークは聴き応え十分であるし、ライヴにおいてとんでもない爆発力を起こすことは必至だ。その高速ストロークは、現在放送中のデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-30」のCMで聴くことができる。CMは俳優の向井理が出演しているので、知っている人も多いはずだ。
(画像はKAZUYOSHI SAITO OFFICIAL WEB SITEより)
アルバム・リリースとツアーが決定
MANNISH BOYSは、2012年9月19日にファースト・アルバム『Ma! Ma! Ma! MANNISH BOYS!!!』をリリースすることが決定している。さらに9月から全国対バンツアーも行う予定。彼らの真骨頂は、何と言ってもライヴでの生演奏。これを見逃す理由は、どこにも見当たらない。
【記事:オトさがライター・松本 良太】
KAZUYOSHI SAITO OFFICIAL WEB SITE