ティアック株式会社は、レコードやカセットテープをCD-R/RWへ手軽にダビングできる、ターンテーブル&カセット付CDレコーダー『LP-R450』ならびに『LP-R480』を、2010年6月25日から発売する。価格はオープンとなっている。
レトロメディアもおまかせあれ!
『LP-R450』と『LP-R480』は、アナログレコードやカセットテープの音源を、音楽用CD-R/RWに簡単にダビングできるターンテーブル&カセット付CDレコーダーだ。本製品だけで、レコード、カセットテープ、CD、ラジオの4つを楽しむことができる。なお、2機種の違いはカラーリングのみで、搭載される機能は同等となっている。
懐かしいアナログレコードや、エアチェックで録音したライブ演奏のテープといった貴重な音源も、CD-R/RWにダビングすれば気軽に聴くことができる。オーディオシステムでの再生はもちろん、PCを経由して携帯型オーディオプレーヤーへの転送も可能となる。
CD-Rに録音する際には、無音状態を検知して自動的に曲番を付ける「オートトラック機能」が利用できる。無音状態はメディアや録音状態により異なるため、無音検知レベルを-20dB、-30dB、-40dBから選択できるようになっている。
レコード部は33/45/78回転に対応し、SP盤専用交換針(別売)を使用すれば、より忠実なSP盤再生が可能となる。また、本機では、レコードやカセットテープ以外にもAM/FMラジオや外部入力からの録音が可能となっている。
Editor's eyes
本製品では、PCを使用することなく、ダイレクトにレコードやカセットテープからのダビングが可能だ。CD-R/RWに録音することで、取り扱いや曲の頭出しも簡単になり、さらにオリジナル音源の消耗も防止できる。大切なレコードやカセットテープがあるなら、再生不可能になる前に手を打っておきたいものである。
ティアック株式会社リリース