日本ビクター株式会社は、8GBのメモリーを内蔵し、音楽ケータイへ楽曲データを手軽に転送できるメモリーポータブルシステム『RD-M8』を、2010年6月中旬から発売する。
ケータイで音楽を活用するためのベースステーション
『RD-M8』は、本体内蔵の8GBメモリーに保存した楽曲を、WMA音楽ケータイやデジタルオーディオプレーヤーなどに手軽に転送できるオーディオシステムだ。
CDプレーヤーやFM/AMチューナー、外部入力端子を使って楽曲を本体内メモリーに取り込むことができる。録音フォーマットはMP3/WMAとなっており、それぞれHQ/SP/LPから録音品質を選択することができる。
また、PCに保管されている楽曲はUSBメモリーにより転送可能だ。内蔵メモリーの楽曲は、ジャンルやアーティストなど7つのフォルダに分類でき、各フォルダの色がディスプレイの光で表示されるため、直感的に操作・選曲が行える。
本製品は「マジックシンク」に対応しており、ケータイからグレースノート社のMusic IDサーバにアクセスして楽曲情報を取得できる。
本体サイズは、W430mm×H165mm×D250mmで、重量は4.6kgだ。カラーバリエーションとして、メタリックグレー、シルバー、ピンク、ホワイトの4色が用意される。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
本製品では、PCを使用することなく、CDやラジオからの楽曲を取り込んでファイル化することができる。保存した楽曲を本体内蔵のスピーカーで楽しめるのはもちろん、簡単に音楽ケータイやデジタルオーディオプレーヤーに転送することができるのだ。難しいことは抜きにして、気軽に音楽を楽しみたい方に最適な製品だろう。
日本ビクター株式会社リリース