SUMMER SONIC2012特集②

東京・大阪で、8月18日(土)・8月19日(日)にQVCマリンフィールド＆幕張メッセと、舞洲大阪特設会場にて開催される、都市型ロックフェスティバルサマーソニック2012。最終日、2日目となる8月19（日）のオススメアーティストをステージ別でご紹介！

【Rihanna/リアーナ】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

2003年カリビアンアイランドの一つバルバドス出身の彼女は、デフ・ジャム社長ジェイZとの契約を電撃的に交わして以降は言葉通り世界記録を次々と塗り替え、現在世界中でもっともブレイクしている女性アーティストとして君臨する程までになった。既にグラミー賞を2度受賞し、2011年ビルボード・ミュージック・アワードにて最多の18部門でノミネート、さらにYoutubeではレディー・ガガらを抑え、20億回以上の再生回数を誇り史上最もビデオ再生されたアーティストとして金字塔を打ち立てた。

アメリカで最もデジタルで売上を記録したアーティストにもなり、UKでは1年に2度アルバムとシングル・チャートにて同時に1位を獲得した初の女性アーティストといった、まさに記録づくめの活躍を繰り広げている。音楽関連以外でもグッチのイメージ・キャラクターに起用されるなどその影響力、ステータスは今や世界のトップクラス。今年の夏、満を持してサマーソニックのヘッドライナーに初登場！リアーナの夏を見逃すな！

【JAMIROQUAI/ジャミロクワイ】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

ジャミロクワイは、90年代初めのアシッドジャズ界を代表バンドである。1993年にアルバム『ジャミロクワイ（原題：Emergency On Planet Earth/地球に緊急事態）』でデビュー。まだ、知名度が低かったアシッド・ジャズ革命を巻き起こし、彼の被る「バッファロー・ハット」とメディシンマン・ロゴは瞬く間に有名になった。

地球温暖化や発展途上国での貧因問題、戦争問題など、メッセージ性の強いアーティスト。そして、世界中で大ヒットした96年リリースの3作目『Travelling Without Moving』の「Virtual Insanity」では、米グラミー賞を獲得、その衝撃的なビデオは、ミュージック・ビデオ史上、方向性を変えるほどの革命的なものとなり、MTV Video Music Awardsで4部門を受賞。ここ日本でも同アルバムは140万枚のセールスを記録した。

99年に発売された5thアルバム『synkronized』も日本でミリオンを突破、メディシンマンではなく、はじめてジェイ本人が更なるヒット曲を飛ばした2001年リリースの5thアルバム『ファンク・オデッセイ』、2005年リリースの6作目『ダイナマイト』では、MTV VMAJ AWARDに出演。全世界で通算2500万枚のセールスを記録している。

【KE$HA/ケシャ】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

元パンク・ロック歌手であり現在ソングライターの母親を持つ彼女は、小さい頃から音楽にどっぷりつかっており、自然と作詞/作曲や歌をはじめるようになる。17歳の頃に学校を辞めた後、後に彼女のデビューアルバムとなる『Animal』の作曲活動やレコーディングに加え、本格的に数々のアーティストへ楽曲を提供を始めた。やがて彼女のデモ音源がドクター・ルーク（ブリトニー・スピアーズやアヴリル・ラヴィーン他多数プロデュース）の手に渡ってから運命が変わり始める。

ケシャの曲を聞いたドクター・ルークはすっかりその才能に惚れ込み、フロー・ライダーのスマッシュヒット「ライト・ラウンド」に起用。その後、彼女をRCAレコードに連れて行くと、即座にRCAレコードと契約を締結。デビュー・シングルとなる「ティック・トック」は全米シングル・チャート9週連続で1位を独走し、世界の19カ国でTOP10入りをする大ヒットを記録。日本でもレコチョク洋楽年間チャート1位に輝き大ヒットを記録した。

2010年1月に全米で発売となった1stアルバル『ANIMAL』は全米アルバム・チャート初登場1位を獲得、日本でも昨年5月にデビューを果たし、オリコン総合アルバム・ランキングでデイリー・チャート(5/31付)見事1位を獲得。同年12月には日本デビューから半年で書き上げた最新アルバム『カニバル』をリリース、'11年4月にはリミックス・アルバム『アニマル＋カニバル リミックス・アルバム』をリリースしている。



さて、お次はMOUNTAIN STAGEに出演する、オススメアーティストをご紹介！

【NEW ORDER/ニュー・オーダー】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

1976年にマンチェスターで結成されたポストパンクを代表するバンド、ジョイ・ディヴィジョン。ボーカリストのイアン・カーティスが、初のアメリカ・ツアーへの出発前日、1980年5月18日に自殺。突然の悲劇によりバンドは解散を余儀なくされ、残されたメンバーはニュー・オーダーという新たなバンド名で活動を再開。バンドのギタリストであったサムナーがボーカルと作詞を担当することになった。

ロックとダンスを融合させ、80年代後半のマッドチェスターやセカンド・サマー・オブ・ラブといったジャンルを生み出した。83年に発表された「ブルーマンデー」が大ヒットし、それ以降、アメリカやイギリスなどで作品がゴールドディスクに認定され大きな成果を上げた。

93年6枚目のアルバム『リパブリック』リリース以降活動を休止。98年に5年ぶりにメンバーが再会しバンド活動を復活。2001年のアルバム『ゲット・レディー』と、2005年に『ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール』を発表したが、2007年、ベースのピーター・フックが解散を発表。しかし、他のメンバーは解散を否定。その後、2011年にニュー・オーダーとして、ピーター・フック抜きで再結成することが発表された。

【GARBAGE/ガービッチ】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

1994年、紅一点のシャーリー・マンソンとニルヴァーナやフ―・ファイターズ等のプロデュースで知られるブッチ・ヴィグを中心にニューヨークで結成。1995年、1stアルバム『G』（原題：『Garbage』）でデビュー、全世界で500万枚以上のセールスを記録。（アメリカ合衆国、イギリスとオーストラリアでプラチナを獲得。）シングル「Only Happy When It Rain」、「Stupid Girl」が大ヒット！1996年グラミー賞の「ベスト・ニュー・アーティスト」にノミネートされる。

1998年、2ndアルバム『Version 2.0』をリリース。ヨーロッパ各地のチャートで初登場1位を記録し、1stアルバムを上回る600万枚以上を売り上げ、グラミー賞にて「アルバム・オブ・ザ・イヤー」、「ベスト・ロック・アルバム」の2部門にノミネートされる。2001年、3rdアルバム『Beautiful Garbage』をリリース、2003年、次のアルバムのレコーディングを開始するも、多くのアクシデントに見舞われ、各メンバーの環境の変化により解散の危機を迎える。2005年、アルバム『Bleed Like Me』で復活したが、ツアー終了後、一時活動停止を宣言した。2012年、7年ぶりの新作リリースを発売、全世界ツアーを予定している。

【 [Champagne]/シャンペイン】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

2007年、シリア育ちで（中東訛りの）英語と日本語を使い分けて歌い、攻撃的なロックナンバーだけでなく、すぐさま耳に残る甘いメロディも作り出す類稀なメロディメーカーであるボーカルの川上洋平、アメリカ育ちのベースの磯部寛之を中心に本格始動。その後、ギターの白井眞輝が加入。2010年1月、RX-RECORDSから当時無名の新人ながら、初音源にして完璧な1stアルバム『Where's My Potato?』をリリースすると、瞬く間に全国に知れ渡り、品切れ店が続出させた。

2010年4月1日にサポートドラムだった庄村聡泰が正式メンバーとして加入。数々のフェスティバルやイベントに参加。 7月7日にはシングル「city」をリリース。11月24日にシングル「You're So Sweet＆I Love You」を発表し、年末のCOUNTDOWN JAPANに出演。

2011年1月にスペースシャワー列伝ツアーに出演。ファイナルの赤坂BLITZでは大トリを務めた。 同年2月、2ndアルバム『I Wanna Go To Hawaii.』リリース（オリコン初登場14位！）。リリースツアーでは各地でチケットがソールドアウトとなった。7月にシングル「言え」、10月には、バンド初のライブDVD「It’s Me And Me Against The World」、12月には、シングル「spy」を立て続けにリリース！

そして、2012年1月にはUK ROCKバンドKASABIANのオープニングアクトを務め上げた。4月4日に3rdアルバム『Schwarzenegger』をリリース！オリコン初登場10位を記録している。



さて、お次はSONIC STAGEに出演する、オススメアーティストをご紹介！

【FOSTER THE PEOPLE/フォスター・ザ・ピープル】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

カリフォルニア州LA拠点3人組。世界中の音楽ブログを紹介する有名サイト「The Hype Machine.com」を中心に、テイストメイカー（早耳）のラジオDJなどを介して紹介されるようになり、英NMEは2010年ベスト新人バンド50傑の23位に選出。その際にNMEは彼らを「ストロークスとヴァンパイア・ウィークエンドとMGMTとダフト・パンクによるバーベキュー・パーティーでの出会い」といった表現をしている。

アルバム・セールス・チャートでも全米（ビルボーTOP200）8位、カナダ7位、オーストラリア9位といずれも初登場で好調な結果を残している。欧米のフェスは総ナメ状態で、SXSWやコーチェラ、グラストンベリー、サスクワッチなどで最も注目される新人アクトとなり、目撃者によるバズは加速度的に広がり続けている。今後もロラパルーザ、スプレンダー・イン・ザ・グラスなどにも出演する。

【POLYSICS/ポリシックス】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

97年にハヤシ（ Gt/Vo/Pro/Syn…）を中心に高校の同級生同士でポリシックスを結成。ツナギにバイザーの出で立ちと、生バンドとコンピューターミュージックが融合した独自のサウンドが特徴のニューウェイヴ・パンクバンド。

99年にDECKREC RECORDSと契約し、2月にデビュー・アルバム『1stP』をリリース。2000年4月にはキューンレコードと契約。9月にメジャー・1stアルバム『NEU』を発表した。バンドのツアーやフェスなどへの出演、作品のリリースに加え、国内だけでなくアメリカ・ヨーロッパなど海外でも精力的に活動。

2010年3月の武道館公演以降、3人体制となる。2012年3月3日には1000本目のライブを達成、3月4日には結成15周年を迎えた。2月29日に15周年記念盤『15th P』をリリース、8月29日には約3年ぶりとなるシングル『Lucky Star』をリリース。

【WHITE ASH/ホワイトアッシュ】

（画像提供：クリエイティブマンプロダクション）

2006年1月に結成したのび太、山さん、彩、剛からなる4人組のロックバンド。2010年「RO69JACK 2010」にて優勝。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010に出演。同年、1stミニアルバム『On The Other Hand, The Russia Is...』をリリース。2011年、2ndミニアルバム『WALTZ WITH VALKYRIE』をリリース。

SUMMER SONIC 2011への出演権を賭けたオーディション企画「出れんの!?サマソニ!?」では、審査員賞を3賞受賞SUMMER SONIC 2011に出演した。同年、生産限定の1stシングル「Paranoia」を発売するも1週間で完売。年末のCOUNTDOWN JAPANでは、入場規制がかかるなど話題を集める。2012年2月2ndシングル「Kiddie」は、オリコンインディーズチャート1位を獲得した。2012年7月に、1stフル・アルバム『Quit or Quiet』をリリースしている。

他にも、サマーソニック終了直後、GREEN DAY、DEATH CAB FOR CUTIE、ICEAGE / HYRO DA HERO、VINTAGE TROUBLE、HOOBASTANK、FOSTER THE PEOPLE、KE$HAといった豪華なラインナップを揃えた単独公演、サマーソニック エクストラも開催される。サマーソニック2012、サマーソニックエクストラの詳細については、オフィシャルサイトを要チェック！






SUMMER SONIC 2012