フォスター電機株式会社は、FOSTEX(フォステクス)ブランドの新製品として、初めてでも簡単・手軽にスピーカーが作成できるキット『かんすぴ』シリーズを、2012年10月下旬から順次発売する。
より高品位なスピーカーユニットも選択可能
『かんすぴ』は、DIY感覚で本格的なスピーカーを作成できるキットだ。スピーカーボックス(エンクロージャ)は、容量別に2種類用意され、コンパクトサイズの『P800-E』、少し大きめの『P1000-E』から選択することができる。
各スピーカーボックスには、専用のスピーカーユニットが用意されており、『P800-E』では口径8cmの『P800K』を、『P1000-E』には口径10cmの『P1000K』を使用する。なお、より音質にこだわりたいユーザには、オプションのスピーカーユニットも利用可能だ。
スピーカーボックスは組み立て済みで、ターミナルや内部配線コード、吸音材などはすべて組み込まれている。このため、内部配線コードをスピーカーユニットに接続し、付属の木ねじで取り付けるだけで完成するのである。
なお、本製品はパッシブスピーカーであるため、音を鳴らすためにはアンプが必要となる。オプションとしてPCやオーディオプレーヤーと接続するのに便利な、コンパクトサイズのパーソナル・アンプ『AP05』が用意される。
なお、本製品は1台ずつの販売となっており、ステレオで楽しむためには2セット分が必要となるので注意して欲しい。もちろん、アンプは1台で問題ない。
スピーカーボックス×2とスピーカーユニット×2の合計価格は、『P800-E』で5,670円、『P1000-E』で7,350円、パーソナル・アンプ『AP05』は5,040円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
スピーカーボックスは、そのままでも美しいレッドチェリー仕上げとなっているが、塗装などのカスタマイズを施すことで、世界でただひとつのスピーカーにすることもできるのだ。自作スピーカーに興味のあるオーディオファンにお勧めの製品である。
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