9月の福岡は、音楽フェスとイヴェントが集中

9月の福岡は、街中が音楽一色になる。8月31日から9月2日までの3日間で開催される、「SUNSET LIVE 2012」、9月7日と8日は、国内外のジャズ・ミュージシャンが中州に集合する「中州JAZZ 2012」、9月29日と30日の2日間は、天神の至る場所にステージを設け、アマチュアとプロのミュージシャンが出演する「MUSIC CITY TENJIN 2012」が開催される。


（画像はSUNSET LIVE 2012より）

SUNSET LIVEは、今年で20周年を迎える記念すべき回。知名度も高く、福岡を代表する全国区の夏フェスだ。今年も通路が混雑するほどの集客であることは間違いない。ライヴはもちろん、トークショーも注目で、今年も話題の山本太郎が、昨年に引き続きトークショーに出演する予定となっている。

中州JAZZは、2009年に産声を上げた若いジャズ・イヴェント。このイヴェントの特徴は、全てのステージで観覧無料であるということ。そして無料にもかかわらず、国内外の一流ジャズ・プレイヤーを招聘しているのだから驚きだ。中州JAZZの存在を九州以外に在住している音楽愛好家に話すと、福岡がうらやましいという答えが返ってくる。うらやましいで終わらず、宿泊を兼ねてぜひ遠方から参加して欲しいイヴェントだ。


（画像はMUSIC CITY TENJIN 2012より）

最後に紹介するのは、MUSIC CITY TENJIN。こちらの特徴も、ストリート・ステージは観覧無料であるということだ。1枚のチケットでライヴハウスをはしごできるライヴ・サーキットは有料。さらに関連イヴェントとして、9月毎週土曜、日曜に開催される無料ライヴ
「MUSIC CITY MONTH」と、MUSIC CITY TENJINの開催当日および開催前に開催される、有料ライヴ「MUSIC CITY MONTH SUPPORT LIVE」が企画されている。およそ1ヵ月間にわたって続くMUSIC CITY TENJINは、クオリティとヴォリュームを兼ね備えた豪華な内容だ。


例年ならMUSIC CITY TENJINは10月第1週の土曜、日曜開催であった。今年は9月の最終土曜、日曜ということで、福岡の音楽フェスとイヴェントが9月に集中するという嬉しいハプニング。音楽だけでなく、人も街中に溢れだすこの1ヶ月間は、間もなくスタートする。

【記事：オトさがライター・松本　良太】



SUNSET LIVE 2012

中洲JAZZ 2012

MUSIC CITY TENJIN 2012